旅行前に調べたつもりでも、後で「もっと調べておけばよかった…」と思うことも多いもの。
この記事では、実際にアムステルダムを旅してみて「行く前に知っておきたかった!」と感じた6つのポイントを紹介します。
これから行く方の参考になれば嬉しいです。
1. ガイドブックが古い?2020年以前の情報は要注意
コロナ以前に発行されたガイドブックのショップに行くと、閉店していました。また、交通チケットもクレジット決済になっているなど、状況が変わっています。
2020年以前の本を参考にする場合は、最新情報をSNSやGoogleマップ、公式サイトなどで確認する方が安全です。
アムステルダムは他の都市に比べてガイドブックが少なめなので、現地のサイトや旅行者のブログも活用しましょう。
2. 美術館やコンサートはオンライン事前予約がおすすめ!

人気観光地のひとつ、ゴッホ美術館。訪問数日前にチケットを購入したときは、空きが「◯」になっていましたが、当日、建物の入口には「当日券なし」の看板が。希望の日時に行きたい人・予定が決まっている方は、早めに予約して押さえておくのが安心です。
逆に、クラシック音楽の演奏会などは「売り切れ」と表示されていても、座席が出ることがあります。諦めずにチェックする価値ありです!
3. キャッシュレス化!現金が使えない店も
アムステルダム旅行中、ほとんど現金を使いませんでした。現地ではカード決済が主流で、「現金不可」のカフェやショップも少なくありませんでした。
現金を使ったのは、蚤の市での1回のみ。手持ちの現金は少額でも問題ありません。
私はGoogleウォレットにクレジットカードを登録して、支払いもチケット(ペーパーレス化が進んでいます)の提示もスマホひとつで済ませていました。旅行中は荷物が多く、財布をバッグから取り出すのが防犯上も気になるので、スマホでのタッチ決済は安心感がありました。
4. 便利アプリを事前にダウンロード&モバイルバッテリーを携帯
・アムステルダム国立美術館
アプリを片手に美術館館内をまわります。作品横の番号を入れると、その作品の解説を聞くことができます。日本語はなく、英語になります。イヤホンを持っていくと◎
・Google翻訳
レストランのメニューをカメラモードで写すと、スマホ画面上で翻訳することができます。精度は低いですが、内容は解るので重宝しました。
・Googleマップ(オフラインマップ)
旅行前にあらかじめGoogleマップで訪問エリアを「オフラインマップ」に保存しておくと、現地での移動がグッと楽になります。特に、Wi-Fiがない場所や通信が不安定なエリアでは大活躍。位置情報がちゃんと反映されるので、道に迷う心配が減ります。
・Googleウォレット
地図、チケット、決済、翻訳、検索…。今の旅はスマホなしでは成り立ちません。街歩き中にスマホの充電が切れると、ほんとうに不安になります。
軽量タイプのバッテリーでOKなので、カバンにひとつ忍ばせておきましょう。
5. ゴールデンウィークに計画している方へ。キングスデーに被ると…

日本のゴールデンウィークと重なる4月27日には、「キングスデー(Koningsdag)」というオランダ国王誕生日の祝日があります。
キングスデーの街中は、オレンジ色の洋服やアイテムを身に着けた人が大勢繰り出し、街角でクラブミュージックを大音量で流し、ビールを片手に宴会する、公園ではフリーマーケットで賑わうなど、あちこちで大騒ぎ。
街は活気ある雰囲気になります!
ただし注意点も。
2025年は土日に重なったこともあって、お目当てのレストランやショップが休業になり、結局、旅行中に再度訪ねることは叶いませんでした。営業日をよく確認しておきましょう。
6. 英語は通じる。でも一言オランダ語を覚えていこう
アムステルダムでは、観光地や飲食店などで英語がしっかり通じます。
英語ができれば特に困ることはありませんが、「Hallo(こんにちは)」「Dank je wel(ありがとう)」などの簡単なオランダ語を覚えておくと、現地の人との距離が縮まります。
オランダ人はフレンドリーで、困っていれば自然に声をかけてくれる人も多いです。笑顔でひとこと挨拶できると、旅がもっと楽しくなります。
結構、なんとでもなる
アムステルダムは、コンパクトで回りやすく、文化も食も自然も楽しめる魅力がぎゅっと詰まっています。
今回紹介したポイントが、これから旅に出るあなたの役に立てば嬉しいです。
素敵なアムステルダムの旅を!