【アムステルダム】コンセルトヘボウ管弦楽団を体験!コンサートの魅力と行き方・チケット情報

アムステルダム旅行のハイライトのひとつが「コンセルトヘボウ(Concertgebouw)」でのコンサート鑑賞でした。クラシック音楽は初めてという方も、オンラインでチケットを購入できるのでハードルは高くありません。実際、出発前の心配をよそに、気軽に音楽鑑賞が楽しめました。

この記事では、チケットや席、服装、公式サイトの使い方まで、体験を交えてご紹介します。

コンセルトヘボウの意味と歴史

「コンセルトヘボウ」とは、オランダ語で「コンサートホール」という意味。場所はアムステルダムの中心・ミュージアム広場(Museumplein)にあります。ゴッホ美術館やアムステルダム国立美術館のすぐ近くにあり、観光の合間に訪れるにも便利な立地です。

建物は荘厳なクラシック様式で、内部の装飾はとても華やか。コンサートの気分が高揚する、まさに「大人のための劇場」といった雰囲気です。

演奏中には、両サイド上部の窓から光が差し込み、自然光が降り注ぐ幻想的な光景となりました。

コンセルトヘボウ管弦楽団とは?

このホールを本拠地とする「コンセルトヘボウ管弦楽団(Concertgebouw Orchestra)」は、世界三大オーケストラのひとつに数えられる名門です。緻密でバランスの取れたサウンドは「ヨーロッパ随一」とも称され、世界中にファンがいます。

公演スケジュールは楽団のホームページから確認できます。シーズンは9月〜6月頃までをワンタームとしていることが多く、およそ月に1回(1プログラムを数日)の定期演奏会が予定されています。
夏休みの時期には定期演奏会がない代わりに、音楽祭が開催されることも多く、日程が合えば、代えがたい体験ができるはずです。

キャパはどのくらい?どんな席がおすすめ?

コンセルトヘボウの大ホールのキャパ(収容人数)は約2,000席。2フロアに分かれており、レベル0(1階)とレベル1(2階)があります。
レベル1(2階)後方でも、ホールが大きすぎないため遠く感じず、音が直接身体に届くような親密さがあります。

席の種類はさまざまですが、初めてなら1階中央または2階正面の席が、視界・音響ともにバランスが良くおすすめです。私は1階の後方寄りの席に座りましたが、演奏者の表情も見えました。
ただ、客席が階段状になっていないため、しっかり見たいという方は、上のランクの席になりますが、20列までや通路側、レベル1の前列がおすすめです。

少し変わった体験がしたい方には、オルガンの背後にある「合唱席」も面白いです。奏者の背中を見ることになりますが、指揮の様子を正面から見ることができます。自分がオーケストラの中にいるかのような座席です。

チケットの予約方法

チケットは事前予約がおすすめです。特にコンセルトヘボウ管弦楽団の公演は人気が高く、プログラムによっては売り切れることもあります。

【公式サイト】https://www.concertgebouw.nl/en

こちらのサイトは英語対応で、希望の公演を選び、座席・価格を選択し、カード決済で購入完了。当日は、スマホに届いたPDFまたはQRコードで入場できます。

価格帯は€20〜€100以上までと幅広く、予算に合わせて選べます。私は中間くらいの€50の席にしましたが、それでも大満足でした。

服装は?ドレスコードはあるの?

ドレスコードは特に指定されていませんが、「ちょっとだけおしゃれしていく」くらいがちょうど良いです。ワンピースやカーディガン、パンプス程度の服装で、周囲とも調和していました。

ドレスやスーツを用意する必要はなく、自分の居心地のよい服で大丈夫。ジーンズやスニーカーの人も見かけましたが、「ちょっとのおしゃれ」が自分の気持ちもあがって、ちょうどよい印象でした。私はオフィスカジュアル[ブラウス+パンツ]スタイルで行きました。

アムステルダムで忘れられない音楽鑑賞を

コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏を生で聴けたことは、アムステルダム旅行の中でも特に印象に残る体験でした。アクセスも良く旅行プランに組み込みやすく、クラシック音楽が初めての方にもおすすめです。

タイトルとURLをコピーしました