オランダの春を象徴する観光スポットといえば、キューケンホフ公園。カラフルなチューリップが一面に咲き誇る風景は、まるで絵本の中に入り込んだような美しさです。
この記事では、「キューケンホフってどこ?」「どうやって行くの?」という初めての方向けに、アクセス・チケット情報・所要時間などをわかりやすくご紹介します。
キューケンホフ公園ってどんなところ?

キューケンホフ公園(Keukenhof)は、毎年春の3月下旬〜5月中旬の期間限定でオープンする、花の楽園です。チューリップを中心に、ヒヤシンスやスイセンなどの春の花々が、広大な敷地いっぱいに咲き誇ります。
家族連れやカップル、写真好きな旅行者に人気で、春のオランダを象徴する絶景スポットとして知られています。
キューケンホフ公園の見どころ

キューケンホフ最大の魅力は、なんと言っても色とりどりのチューリップが咲き誇る広大な敷地。区画ごとにデザインされた花壇が点在し、次々に変わる風景に飽きることがありません。
シンボル的存在の風車には登ることもでき、上から見下ろす花畑の眺めはまさに絶景。また、園内にはミッフィーの花壇やショップもあり、子どもやキャラクター好きな方にもおすすめです。
チケット情報と予約方法

キューケンホフ公園のチケットは、オンラインでの事前予約が可能です。公式サイトにて、日付と時間帯を指定して購入します。
チケットの種類
- 入園チケットのみ
- コンビチケット(バス往復付き):スキポール空港、アムステルダム、ライデンの主要都市からの直通バス+入園料込みで便利です。
料金の目安(2025年)
- 大人:約€19~30(コンビチケットの価格は出発地によって異なります)
- 子ども(4〜17歳):割引あり
- 4歳未満:無料
※人気の時間帯は前売りで売り切れることがあるため、旅行日が決まったら早めの予約をおすすめします。
※当日券は空きがある場合のみ販売されます。
アクセス方法

キューケンホフ公園は、オランダのリッセ(Lisse)という町にあり、アムステルダム中心部からはハーグ方面へ車で約40分、公共交通機関では約1時間です。
一番便利なのは、直行バスの「キューケンホフ・エクスプレス」。以下の3か所から出発しています。
- スキポール空港
- ライデン駅
- アムステルダムRAI
チケットをオンラインで購入すれば、交通と入園がセットになっていて、乗り換えの手間もありません。時刻表や乗り場の情報も公式サイトで確認できます。
アムステルダムRAI発の乗り場について
メトロを降りて地上に上がると、正面にキューケンホフの旗が並ぶバス乗り場が見えます。
スタッフにQRコードを提示することで、スムーズに乗車できます。
所要時間とおすすめの回り方

キューケンホフ公園の敷地はとても広いため、最低でも3時間以上の滞在がおすすめです。
- 写真を撮りながらゆっくり見て回る:約3時間
- カフェタイムを含めて楽しむなら:半日コース(4~5時間)
混雑を避けたい場合は、開園直後(〜10:00)または午後遅め(15:00以降)が狙い目です。特に11時頃のゲート付近は、団体客なども増えて混雑するため、時間に余裕をもって行動しましょう。
なお、ゲート付近にはコインロッカーがあり、荷物を預けることができます。
写真スポット 風車があるのは1ヶ所
園内にある風車は1か所のみで、ゲートを入って右手の道をひたすら進んだ先にあります。さらに奥へ進むと、ミッフィーショップがあります。
朝イチで訪れる場合は、空いているうちに、この風車とミッフィーエリアを先に回るのがおすすめです。
春のオランダを感じるならここ!

キューケンホフ公園は、オランダ旅行の中でも春にしか味わえない特別な体験です。色とりどりの花々、青空と風車、そして写真に残したくなる風景がいっぱい。
初めての方でも、公式サイトでの事前予約+バス付きチケットを使えば安心して楽しめます。
次の春はぜひ、キューケンホフ公園で花に囲まれた一日を過ごしてみてくださいね。