KLMオランダ航空搭乗記|エコノミーとプレミアムコンフォートを徹底比較

オランダ

KLMオランダ航空を利用して、アムステルダムへ旅行してきました。
今回は、KLMエコノミープレミアムコンフォート座席やスキポール空港についてご紹介します。
13時間以上のロングフライトになるため、座席選びはとても重要です。
ぜひ、旅の参考にしていただければ幸いです。

チケット予約からチェックイン、搭乗まで

チケットはKLM公式サイトで直接購入しました。
座席の種類は「エコノミー」「プレミアムコンフォート」「ビジネス」の3種類があり、さらにキャンセル料、荷物、座席指定の有無によって料金が変わります。

  • エコノミー
     └ ライト
     └ スタンダード
     └ フレックス
  • プレミアムコンフォート
     └ プレミアムライト
     └ プレミアムスタンダード
     └ プレミアムフレックス
  • ビジネス
     └ ビジネススタンダード
     └ ビジネスフレックス
     └ ビジネスフレックスエキストラ

今回はエコノミー(エコノミーコンフォート)とプレミアムコンフォートを利用したので、それぞれご紹介します。

【KLM】エコノミー(エコノミーコンフォート)

関西国際空港 → スキポール空港

エコノミーを利用し、座席は「コンフォート」にアップグレードしました。

エコノミーコンフォートの特徴

  • 足元が広い(レッグルーム・リクライニングが5cm拡大)
     エコノミー席より前後間隔が5cm広く、実際に座ると体感でも余裕を感じました。
     身長160cmの私の場合、足を前に伸ばしても十分なスペースがありました。
     大柄な男性でも無理なく座れる広さです。
     足元にカバンを置く方や、背が高い方にもおすすめです。
  • エコノミーより前方のゾーン
     搭乗・降機の順番がエコノミーより早くなります。
     特に乗り継ぎを急ぐ方は便利でしょう。
     ※私の搭乗機材にはフットレストはありませんでした。
  • 食事・サービスはエコノミーと同じ
     機内食・サービス内容はエコノミーと変わりません。
     座席配列もエコノミーと同じです。

【KLM】プレミアムコンフォート

スキポール空港 → 関西国際空港

プレミアムコンフォートは全28席限定。
エコノミーとビジネスの間に位置し、カーテンで区切られており、エコノミーコンフォートとは明らかに違いがあります。

プレミアムコンフォートの特徴

  • 座席
     広く、座面はクッション性が高く沈み込みます。
     リクライニングも大きく倒れ、フットレスト・足置き場もあります。
  • 食事
     カトラリーは金属製に。
     器は使い捨てですが、エコノミーより少しグレードアップします。
     メニュー表も配布されました。
  • サービス
     ドリンクや軽食の声かけが適宜あり、アメニティも配布されます。

オンラインチェックイン

出発前日にオンラインチェックインが可能です。
搭乗券はメールで届き、スマホのQRコード提示でOK。
紙のチケット発券は不要です。
専用アプリの使用も必須ではありません。
預け荷物がない場合は、そのまま保安検査へ進めます。

機内での過ごし方

関西国際空港からスキポール空港までは、約13時間のフライトでした。
今回は東回りの航路(日本 → アラスカ上空 → 北極圏経由 → オランダ)で、長時間フライトならではの過ごし方が重要になりました。

KLMの客室乗務員は明るくフレンドリーで、丁寧な対応が印象的でした。

機内エンターテイメント

KLMの機内エンタメは日本語対応の映画・音楽・ゲームが揃っています。
タッチパネル式の個人モニターは操作がスムーズで、日本語字幕つきの映画もあります。
また、洋楽・クラシック音楽チャンネルや、ちょっとしたパズルゲームもありました。
USBポートが座席についているので、スマホやタブレットの充電も可能です。

機内食

往路(関空→スキポール) エコノミーコンフォート
1回目の食事は、カツ丼・和のおばんざい・カステラでした。

2回目の食事

どちらも温かく提供され、機内食としては味もしっかりしていて美味しかったです。
軽食でサンドイッチもありました。
ケースもオランダらしく印象的。

復路(スキポール→関空) プレミアムコンフォート
1回目の食事

プレミアムコンフォートでは、カトラリーが金属製で食器も少しグレードアップ。

特に復路のプレミアムコンフォートでは、ドリンクや軽食の追加サービスも積極的に声をかけてくれ、快適に過ごせました。

Wi-Fiの利用状況・料金

KLMの長距離便にはWi-Fiサービスが提供されています。
有料になるため、私は使用せず。
YouTube Premiumオフライン再生で楽しんでいました。

  • 1時間プラン:約€8
  • フライト中使い放題:約€18

アムステルダム・スキポール空港について

オランダ・アムステルダムにあるスキポール空港は、ヨーロッパの主要ハブ空港の一つです。
広々とした空港内には飲食店・ショップ・サービスが充実しており、乗り継ぎ・到着どちらの場合も快適に過ごせます。

入国手続きと空港施設

入国審査は自動化ゲート(eGate)と有人カウンターの両方があります。
日本のパスポートは「ビザ免除対象国」のため、自動ゲートも利用可能。
私が到着した際は大きな混雑もなく、30分ほどで入国を済ませることができました。

2025年4月時点では、日本人観光客に関係するETIAS(欧州渡航認証)の施行はまだありませんでしたが、2025年以降は短期滞在でも必要になる予定です。
旅行前に最新情報をご確認ください。

入国後、到着ゲートを出るとすぐ正面に「スキポール駅(Schiphol Station)」の案内が見えます。
空港直結で、電車・地下鉄・バスの交通アクセスが非常に便利です。
市内中心部の「アムステルダム中央駅」までは直通電車で約15〜20分。
乗り換え不要で市街地に出られるのは助かります。

空港内で便利だった施設・サービス

  • Albert Heijn To Go(スーパーマーケット)
    到着ロビーすぐのスーパーで、飲み物・サンドイッチ・お菓子・果物など軽食が揃っています。
    私はここでホテル用の水とサンドイッチを購入しました。
    ホテル周辺にスーパーが少ない場合でも、ここで調達しておけば安心です。
  • 飲食店・カフェ
    • Starbucks(スターバックス)
      コーヒーを片手に一息つけます。Wi-Fiも使えました。
    • Dutch Kitchen & Bar
      オランダ料理やビールも楽しめるレストランで、乗り継ぎ時の食事にも便利。
  • 休憩スペース
    空港内には座れるベンチやラウンジ風のソファ席が多数。
    無料Wi-Fiが使えるので、メールチェックや家族への到着報告にも便利でした。
    長旅後の体を伸ばせる場所が多いのは嬉しいポイントです。
  • お土産ショップ
    チューリップグッズやデルフト焼き、オランダ産チーズなど、お土産が豊富。
    帰国前にお土産の買い足しにも使えます。私は「ストロープワッフル(シロップ入りワッフル)」を購入しました。パッケージが可愛くて、配り土産にもぴったりでした。

美術館は閉鎖中(2025年4月)

スキポール空港には本来、空港内に小さな美術館が併設されていますが、私が訪れた2025年4月時点では残念ながら閉鎖中でした。
再開情報は空港公式サイトで確認できますので、乗り継ぎ時間がある方は事前にチェックしてみてください。

まとめ

KLMオランダ航空は比較的料金が良心的で、特にプレミアムコンフォートはコストパフォーマンスが高く感じました。
スキポール空港は施設・交通ともに充実しており、初めてのオランダ旅行でも安心して利用できました。
これからアムステルダム旅行を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくだい。

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