京丹後鉄道のくろまつ号に乗車して、丹後半島の風光明媚な景色を堪能する贅沢な時間を過ごしてきました。
懐かしい雰囲気の列車
このレトロな列車は、まるで時を遡ったような懐かしい雰囲気と、季節ごとに変わる美しい景色を楽しむことができる、心温まる旅を提供してくれます。
レトロな外観が駅に停車している姿は、まるで昭和の雰囲気を感じさせます。くろまつ号に乗車すると、木のぬくもりが心地よく、懐かしい雰囲気に包まれます。窓から差し込む光が、木の質感を際立たせ、まるで昔ながらの雰囲気が漂っています。
地域の魅力を感じる旅、スイーツコース
くろまつ号の旅は、単なる観光列車の乗車だけでなく、地域の味を楽しむことができます。スイーツコース、モーニングやランチコース、そして地酒を愉しむコースが用意され、どのコースも地元の料理・食材が味わえるよう工夫されています。
年に2回、メニューの入れ替えがあります。
コースによって走行区間が異なります。
今回選んだのはスイーツコースです(2022年6月)。
レモネードは、持って下車できるよう容器に入れられています。コーヒーや紅茶もあったので、テイクアウトできるようになっているのはありがたかった。
心温まるひとときを過ごす
出発:西舞鶴駅
到着:天橋立駅
西舞鶴を出発してしばらくすると、由良川に沿って列車が進みます。
由良川橋梁をゆっくり渡ります。
車内のアナウンスをきき、地域の文化や歴史をより深く理解することができます。
スタッフの方々は明るい雰囲気で、感じの良い対応をされているのが印象的でした。あたたかいおもてなしを受けて、ゆっくりと時間を過ごすことができました。
あかまつ号・あおまつ号・くろまつ号の違いは?
京丹後鉄道の観光列車は3種類あります。
・あおまつ号
予約不要、自由席の列車。
西舞鶴−豊岡間を運行します。
・あかまつ号
予約制、自由席のカフェ列車です。
運賃とは別に乗車整理券 (550円)が必要です。
西舞鶴−天橋立間を運行します。
・くろまつ号
予約制のレストラン列車。
コースにより料金、運行区間が異なります。
土日、祝日の運行です。
あおまつ号・あかまつ号は、車窓からの景色が楽しめるよう、様々なタイプの座席が設置されています。
また、乗客のみ利用できる駅弁配達サービスがありますので、黒松と時間があわないというかたは検討してみてはいかがでしょう。
くろまつ号の旅は、日常の喧騒を忘れ、心静かに自然と触れ合う贅沢なひとときです。丹後の豊かな自然や歴史に触れながら、心身ともにリフレッシュすることができます。ぜひ、くろまつ号の旅に出かけて、丹後の魅力を満喫してみてください。