京丹後の観光列車『丹後くろまつ号』で味わう絶景とスイーツ体験

京丹後鉄道の「丹後くろまつ号」に乗車。丹後半島の風光明媚な景色を堪能する贅沢な時間を過ごしてきました。

【2022年6月】丹後くろまつ号「スイーツコース」乗車

丹後くろまつ号│懐かしい、温かみのある車体

京丹後鉄道くろまつ号の黒塗りの車体

レトロな外観が駅に停車している姿は、まるで昭和の雰囲気を感じさせます。
内装は、木のぬくもりが心地よく、懐かしい雰囲気に包まれます。

西舞鶴駅から出発し、天橋立駅まで約80分の旅となります。

くろまつ号の車内と木の温もりを感じる座席とテーブル

西舞鶴を出発してしばらくすると、由良川に沿って列車が進みます。
由良川橋梁ではスピードを落とし、電車はゆっくりと渡ります。

くろまつ号の後部から眺める丹後の海岸線と由良鉄橋

スタッフの方による車内アナウンスをききながら電車は進み、地域の文化や歴史をより深く理解することができます。

丹後くろまつ号「スイーツコース」乗車【2022年6月】

くろまつ号で提供される季節のスイーツ

丹後くろまつ号の旅は、単なる観光列車の乗車だけでなく、地域の味を楽しむことができます。スイーツコース、モーニングやランチコース、そして地酒を愉しむコースが用意され、どのコースも地元の料理・食材が味わえるよう工夫されています。

今回選んだのは「スイーツコース」です。

くろまつ号で提供される季節のスイーツメニュー表

レモネードは、持って下車できるようテイクアウトの容器に入れられています。
コーヒーや紅茶も提供され飲み物の量は充分あったので、テイクアウトできるようになっているのはありがたかったです。

スタッフの方々は明るい雰囲気で、感じの良い対応をされているのが印象的でした。
手作りのメニュー表や声掛けから、あたたかいおもてなしが感じられ、ゆっくりと時間を過ごすことができました。

丹後あかまつ号・丹後あおまつ号・丹後くろまつ号 の違いは?

京丹後鉄道あかまつ号とくろまつ号の車体

京丹後鉄道の観光列車は3種類あります。

丹後くろまつ号

予約制のレストラン列車。
コースにより料金、運行区間が異なります。
年に2回、メニューの入れ替えがあり、コースによって走行区間が異なります。
土日、祝日の運行です。

丹後あおまつ号

予約不要、自由席の列車。
西舞鶴−豊岡間を運行します。

丹後あかまつ号

予約制、自由席のカフェ列車です。
運賃とは別に乗車整理券 (800円)が必要です。 
西舞鶴−天橋立間を運行します。

「丹後あおまつ号」・「丹後あかまつ号」は、車窓からの景色が楽しめるよう、様々なタイプの座席が設置されています。
また、乗客のみ利用できる「駅弁配達サービス」がありますので、「丹後くろまつ号」と時間があわないという方は検討してみてはいかがでしょうか。

「丹後くろまつ号」の予約方法

予約方法

WILLER公式サイトからオンライン予約
https://travel.willer.co.jp/train/tantetsu

乗車日3か月前の10時から3日前まで。
乗車当日は、予約確認メールまたは印刷した確認書を乗車駅窓口で提示し、乗車券と引き換えます。

大阪からの主要駅へのアクセス

  • 電車
    • JR大阪駅 → JR福知山駅(特急こうのとり:約1時間30分)
    • 福知山駅 → 天橋立駅(京都丹後鉄道:約1時間)
  • 高速バス
    • 大阪(梅田) → 天橋立(約2時間30分)

京都から主要駅へのアクセス

  • 電車
    • JR京都駅 → JR福知山駅(特急きのさき:約1時間30分)
    • 福知山駅 → 天橋立駅(京都丹後鉄道:約1時間)

京丹後でしかできない体験

くろまつ号で提供される季節のスイーツ・テーブルセット

「丹後くろまつ号」の旅は、限られた時間でありながら。日常の喧騒を忘れ、地域文化と触れることができる贅沢なひとときです。

旅行中、移動時間は、寝てしまったり、スマホを触って過ごしてしまう、ということはありませんか。
丹後くろまつ号は、移動を「特別な時間」にしてくれる列車です。

天橋立への訪問と組み合わせてプランニングできる「くろまつ号」で、丹後の魅力を満喫してみてください。

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