建仁寺の朱印帳はかっこいい!
歴代の朱印帳をご紹介します。
① 寺紋の朱印帳
オーソドックスで、男女・年齢問わず使いやすいデザイン。黄緑色がやわらかい色合いです。画像の朱印帳は古いタイプですが、もう少し濃い黄緑色にマイナーチェンジされました。ちょうどお抹茶で言うところのお薄→濃茶くらいの違いです。
② 国宝 風神雷神図屏風 その1
とにかくインパクトがあるデザイン!この朱印帳を出すと驚かれます。
クリアケースに入っています。表面がコーティングされていて汚れにくいです。
③ 国宝 風神雷神図屏風 その2
こちらの風神雷神は、屏風のようにフレーム内に収まっています。質感的にも落ち着いていて、屏風そのままの雰囲気。ケースは厚紙です。
④海北友松筆 雲龍図
海北友松の雲龍図(重要文化財)。もともと襖絵だったので、引手の跡が残っているのがわかります(吽の龍の顔の近く)。今は、レプリカが方丈で展示されています。迫力がありつつ、嫌な派手さはないです。
⑤ こぼんさん
建仁寺の前管長、素堂老師の筆です。かわいいこぼんさんの絵が。色はオフホワイト、金の寺紋が入っています。カバーにも素堂老師の絵が入っています。
⑥横書き朱印帳
建横書きの朱印帳が3種類。上段がカバーで、下段が帳面です。帳面の紙はカラー紙になっています。
このデザインで、白紙・縦書きで出してほしいなあ。
私はスケッチブックとして使っています。
御朱印「拈華堂」
建仁寺の朱印は1種類。帳面に書かれる文字は「拈華堂」です。
拈華堂とは法堂の別称で、禅語「拈華微笑」からきています。
御朱印や帳面は、庫裏(拝観入口)入ってすぐの売店でいただけます。(300円)
拈華微笑とは、”釈尊が弟子たちの前に一本の花を手折って差し出しました。すると迦葉(釈迦三尊の一人)だけがその意味を悟り、微笑んだ”というお話。
以心伝心を表すのだそう。
限定朱印(平成18年)。「千光祖師」
千光祖師とは、臨済宗の開祖であり、建仁寺の開山でもある栄西のこと。
※2021年6月時点では、風神雷神図(その2)、雲龍図、こぼんさん、横書きの朱印帳3種類を販売されていました。いずれも1500円(朱印別300円)です。
建仁寺は双龍図や枯山水の大雄庭など、見どころがいっぱいあります。
中心地にも近くアクセスがいいので、訪ねてみてください。
インスタもオススメ!写真がすごくいいです!